おうち時間が増えて、そろそろレパートリーも尽きてきた頃。
もちろん、僕も毎日何を作ろうかと考える日々を過ごしております。
今日はご家庭で簡単に作れる、「鶏むね肉のカルピオーネ風」をご紹介します。
カルピオーネとは
そもそもカルピオーネってなんやねん!ということですね。フランス語ではエスカベーシュのこと。これで分かった方もいるはず。
いわゆる南蛮漬けです。酢をベースにした漬け汁にアジやイワシなどを揚げたものを漬ける。これをイタリアの前菜でカルピオーネと言います。
イメージはこんな料理です↓
昔働いていたイタリアンレストランではスズキの切り身を使ってカルピオーネを作っていました。
今回はそのレシピを参考にし、鳥むね肉で作ってみよう!と思いついたのです。たんぱく質も野菜もしっかり摂れる一皿です。
鶏むね肉のカルピオーネ風 南蛮漬けのレシピ
2人前の材料は以下の通りです。冷蔵庫にある材料かと思います。
・鶏むね肉 約200g
・玉ねぎ ½個
・人参 ½本
・にんにく 1かけ
・白ワイン 100㏄くらい
・酢 大さじ4
・砂糖 大さじ2
・オイル 大さじ2
・塩 少々
・コショウ 少々
作り方
人参はマッチ棒くらいに切ります。
玉ねぎは5mmくらいの薄切り。
にんにくは半分に切って、中心の芽を取り除いておきます。
鍋にオリーブオイルを入れ、にんにくを投入。弱火でにんにくがキツネ色になるまで加熱します。
にんにくが色付いたら、玉ねぎと人参、塩を少々加えて全体を混ぜます。
蓋をして、弱火で7~8分加熱します。
野菜に軽く火が通ったので、鍋に白ワインを入れます。具材がひたひたになるくらいが目安、適当でOK。
本当に適当に入れます。笑
これくらいです。もしあればここでローリエを入れます。
強火にして沸騰させます。ワインのアルコールを飛ばします。
その後、酢を大さじ4入れます。
砂糖は大さじ2。全部スプーンですりきり、大体でいいです。カレースプーンが大さじに近いと思います。
5分ほど中火で煮て、塩少々で味を調えて完成!鍋のままおいておきましょう。
鶏むね肉、200gくらい。薄切りにして、両面塩コショウをします。
フライパンに少しオイルを敷き、中火で両面焼きます。
焼けたらお皿に並べて、鍋で煮た具をかけます。汁や具材が多い場合はかける量を調節してくださいね~。
完成しました!
少し暖かくなってきて、酢でさっぱりと食べられる一品です。
今回は熱々の鶏肉に、まだ温かい具材をかけました。作っておいて、冷蔵庫で冷やしても美味しいです。
お好みの魚や、鶏もも肉、とんかつ用の豚肉などでも同じように作れますよ。
ポイントおさらい
・あれば白ワイン、なければ日本酒でOK
・酢のかわりに白ワインビネガーで作ると本格的な味になります
・野菜は少し食感が残るように、細く切り過ぎないこと
・煮る時も、あまり柔らかくならないように。サラダ感覚で野菜をもりもり食べるイメージで作りましょう
時間があれば前日に作っておくと、味が染みて酢もまろやかな味になります。
レモンやオレンジなどの柑橘類があれば、皮ごとスライスして乗せてもGOOD!
ぜひ作ってみてくださいね~。
今日も読んでいただきありがとうございます。少しづつですが、レシピもアップしていきますのでお楽しみに。