いろいろな旅行記

最新版・チューリッヒからリヒテンシュタインの行き方

先日行ってきたスイスやリヒテンシュタインの情報が、フランスなどと比べて圧倒的に少なかったので、アクセス方法をご紹介したいと思います。

実際に行って分かった注意点などを踏まえ、これから行かれる方のお役に立てればと思います。

スイス・チューリッヒからリヒテンシュタインへの行き方

リヒテンシュタインへのアクセス方法は何通りかあるようですが、僕はジュネーブ観光の後チューリッヒへの移動があったので、今回はチューリッヒから鉄道でザルガンス行きバスに乗り換えてリヒテンシュタインの中心であるファドゥーツを目指すことにしました。

前日にチューリッヒ入りしたので、念のため窓口で翌日のチケットを予約しました。

チューリヒ中央駅。壮大な造り。

SBB(スイス連邦鉄道)のチケットオフィス(駅の1階にあります)へ行き、番号札を取り順番が来たら自分の番号の窓口へ行きましょう。

翌日、日帰りでリヒテンシュタインへ行きたい、朝9時ぐらいに出て夕方18時には戻りたいと伝えました。ざっくりで構いません。

チケットは2等で、CHF81.20(この日のレート111.367換算で、9,043円)でした。

区間オープンチケット(何時の電車でも行き先が合っていれば乗れる)と説明されましたが、チケットを取る際は何時何分発の電車に乗るかを決めなければいけません。(どの電車に乗ってもいいなら決める必要はあるのかなと誰もが思うでしょう。ルールなので仕方ないですけどね、笑)

窓口のマダムがタイムテーブルを印刷して出してくれたので、そこから自分の希望に合った時間を選びました。

余談、窓口ではGuten Tag(ドイツ語でこんにちはの意味)と挨拶されたのでグーテンタークと返事をしましたが、チケット予約のやり取りは英語で行いました。気になってマダムに何ヶ国語話せるか聞いたところ英語・ドイツ語・フランス語・スペイン語と、なんと4か国語!恐れ入りました。マルチリンガルを密かに目指している僕の大先輩でした(勉強頑張ろうと思う瞬間です)

また、バスで行く事は分かっていたので、ファドゥーツ行きのチケットはどこで買えるのか聞くと、バスも鉄道代金に含まれているとのこと。便利でいいですね。

翌日出発の朝です。かっこいい駅舎を記念に一枚。

電光掲示板で確認しますが、前の電車が遅れているようでした。黄色い星マークの9:37発のところに、5Min~とドイツ語で表記あり。

前の電車が出てから、10分ほど遅れて定刻よりホームに乗る予定の電車が来ました。すごい人です。

2等で席も決まっていないので、早めに乗り込み席を確保します。スイスの山々を眺めながらの電車も、この旅の醍醐味と言えるでしょう。

電車に揺られること約50分で、乗り換えのザルガンス駅に到着です。

降りたらバスマークのある左方向へ進みましょう。

バスのロータリーへ移動。バスが何台か来ていたので、チケットを見せながら運転手さんにファドゥーツポストに行くのか聞いて無事に乗車できました。後ろの席に先に座っていたご夫婦にも再度確認。念には念を。

バス時刻表です。(2019年10月11日乗車時のもの)11か12Eに乗ります。これを見ると11が各駅停車で、12Eの方が到着は早そうです。

たくさんの人が下りるので分かると思いますが、車内の電光掲示板をチェックしてくださいね。

約30分でファドゥーツポストに到着。

到着したバス通りの1本裏に観光案内所や切手博物館などがあります。聖フロリン大聖堂やスイス国境の橋(Alte Rheinbrücke)を先に見たい方は、ファドゥーツポストの一つ前のバス停で降りた方が歩かずに済み便利です。

帰りのザルガンス行きのバスは、到着時に降りた場所の反対車線にあります。

時刻表はこちらです。

ここで注意しなければればいけないことがあります。

時刻表の時間通りにバスが来ます。日本では当たり前のことなんですが・・・

フランスで全く時間通りに来ないバスや電車に慣れていたせいか、まさか時刻表通りに来るとは思わず(笑)帰りのチューリッヒへ戻る国鉄の電車もチケットの予約時間ぴったりに行きました。余裕こいてバスを降りてから写真を撮ったりしていた結果、猛ダッシュしました。余裕を持って移動してくださいね。

行きは左側の座席、帰りは右側の座席に座ると、オーバー湖やヴァレン湖の雄大な景色を近くに楽しむことができます。一番景色の綺麗な場所から写真を撮るタイミングを逃してしまい、こんな一枚しかありません。ごめんなさい。

これで約一時間後に無事、チューリッヒ中央駅に到着です。

チューリッヒからリヒテンシュタインのへの移動は思ったより簡単でした。僕の乗った電車とバスで現地の観光時間は6時間弱でしたが、半日で十分に見て回れる小さい国なので、スイスにいかれた際は少しだけ足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。

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