みなさんこんにちは、ともはるです。
先日、無農薬の農家さんを訪問した際に捨てられそうになっていた大根。他の葉野菜などと一緒に軽トラの荷台にあったのを発見。
まだ食べられるのに捨てちゃうなんて・・・と、図々しく貰ってきました!
自宅で簡単!たくあんのレシピ
今回は人生初、大根からたくあん作りです。大根をたくさん貰って困った(田舎では同じ時期に同じ野菜ばかり頂いてしまう)という方や、箸休めになる一品をお探しの方に。
写真付きで解説していきます。
こちらがタダで貰ってきた大根です。タダより怖いものは無いとよく言うけど、これはちゃんとした野菜で安心です。
この時点で水分が抜けて少し萎びていますが、立派な大根です。
綺麗に洗いました。ぴちぴち輝いています。
葉っぱはこの時点で切り落としておきます。
葉っぱをつけたままにしておくと、葉から水分がどんどん蒸発してしまいます。
スーパーで大根を買ってきた時も、帰ったらすぐに切り分けて、葉っぱと大根の本体(根)を別々に保存しましょう。
捨てずに葉を使う場合は、茹でて冷凍しておくと便利です。
大根の漬物について調べてみると、よく軒先に吊るしてあるイメージ↓
この吊るし方は「クローブ・ヒッチ結び」ということが判明しました。結び方の解説を見ながらあーでもない、こーでもない。悪戦苦闘しながら、間違ってるかもしれないけど、なんとか結び終えました。
ハンガーに結んで、ベランダに大根を干しました。それっぽい雰囲気(笑)
10日後。変わり果てた姿、しわしわのおばあちゃんみたいな大根が居ました。漬物にするにはいい感じの仕上がりです。
干さずにそのまま漬けても良かったのですが、野菜を干すと味が凝縮し、歯ごたえも良くなります。美味しくなるので少しの手間は惜しみません。
紐をほどいて計量すると、約300gでした。
太いものはいちょう切り、細いものは半月切りにしました。
大根の漬物の配合
今回は簡単に、砂糖と酢、塩です。これがあれば誰でも出来ますよ。使う大根の重さに合わせて計算してくださいね。
・大根 300g
・砂糖 80g
・酢 40㏄
・塩 20g
・柚子などの皮
・唐辛子
お馴染み、ミツカンの穀物酢を使いました。
ボールに全部の材料を入れて混ぜます。柚子がなかったので、以前砂糖漬けにしておいた八朔の皮を刻んで入れました。
混ぜたらこんな感じです。この時点では完全に溶けていなくても大丈夫です。
食品保存用の袋に、大根と混ぜた調味液を入れます。
大根から水分が出るので、先ほどの写真でザラザラしていた砂糖と塩も自然に溶けていきます。心配だったので、袋は二重にしました。
漬けてから2日ほどで食べられますが、1週間以上漬けた方が味がしっかり染みます。
漬けてから二週間が経過しました。冷蔵庫から出して確認してみます。液は漏れていません。一安心です。
見た目は良い感じではないでしょうか。素人目に見て、たくあんっぽいです。
切ってみました!じゃ~ん!!!
人生初のたくあん作り。一口食べてみると、スーパーで売っているたくあんの味がする!
冗談だと思われそうですが、本当にいわゆるたくあんの味がします(笑)
これは調味液の割合が良かったのか?それとも干したことが良かったのか?
そもそも、無農薬のだいこんの素材が良かったのか?
この全部が合わさって、たくあんが完成しました。味が濃ければ少し水で洗おうと思っていましたが、その必要もありませんでした。
手作りの良い所は、安心して食べられることです。市販のたくあんは黄色い色の商品が多いけれど、どうしても添加物が気になってしまいます。
家で作れば、化学調味料不使用・人口甘味料・香料・着色料不使用です。
箸休めでパクパク食べるには最高の一品です。やはり毎日自分と家族が口にするものにはこだわりたいですね。
大根を吊るして干せない場合
生の大根をカットして、すぐに液につけてもOKですが、やはりもう少し濃い味わいと歯ごたえが欲しいという方。そういう場合は輪切りにしてバットなどに広げ、お家の中でも良いので1日おいておきましょう。
オーブンをお持ちの方は80~90℃で1時間ほど乾燥させると早いですよ。
天日干しの方が美味しくできますが、時間がない場合は機械にお任せしましょう。
大根は95%が水分ですが、ビタミンCと消化酵素のジアスターゼが豊富に含まれています。ジアスターゼは熱に弱いので、生のまま食べるのが効果的です。
今回は、人生初のたくあん作りでしたが、想像より美味しく出来ました。あまり八朔の皮の味がしなかったので、やはり次回は生のゆずの皮を入れます。
どんな感じになるか分かったので、大根を買ってきて大量に漬けようと思います。
同じ分量で、セロリや長芋、人参やきゅうりなども出来ますよ。刻んだ昆布を入れてうま味をプラスしても良いですよね。
今日も読んでいただきありがとうございます。