パリの観光

パリ、アトリエ・デ・リュミエールで先端アートを体感せよ!

みなさん、Bonjour!!ともはるです。

いつも食べ物関連の記事ばかりなので、今日は昨年パリにオープンした、没入型デジタルアート展覧会(アトリエ・デ・リュミエール ATELIER DES LUMIÈRES)についてご紹介したいと思います。

アトリエ・デ・リュミエール って何?

2018年4月、19世紀に建てられた鋳造工場跡を全面改装した新感覚のデジタルアートミュージアムです。美術史に残る偉大な芸術家たちの作品を扱った没入型デジタルアートは、10メートル以上の高さがあるアトリエホールの床から壁にかけてプロジェクター投影されていて、会場には数十台のスピーカーから壮大な音楽。広大なスペースで、360度音楽と映像を同時に体験することができます。

『Van Gogh, La nuit étoilée(ファン・ゴッホ、星月夜)』

昨年のオープンを記念した1作目はクリムトをテーマにした展覧会(大好評で幕を閉じる、僕は行けませんでした、残念)。2作目は、印象派の重要人物であるゴッホをテーマに彼の世界観に迫ります。

ここで先に申し上げておきますが、僕はここ数年でゴッホの魅力にどっぷりハマり、ゴッホを神様のように、そして隣人のように愛しています。少しばかり贔屓目にこの展覧会の感想を述べますがご了承ください。

展覧会は3部構成です。それぞれの演目が始まる前に壁に「もうすぐ始まるよ~」という旨の案内が出ます。どうやら、毎時00分にメインプログラムが始まるようです。

①ファン・ゴッホ、星月夜(メインプログラム)

 

②夢に見た日本、浮世絵 Japon rêvé, images du monde flottant(ショートプログラム)

③ヴァース Verse

 

ゴッホとはどんな人物?経歴まとめ

名前 フィンセント・ファン・ゴッホ
生年月日 1853年3月30日
死没月日 1890年7月29日
国籍 オランダ
ムーブメント 後期印象派
代表作品 星月夜/ひまわり/ファン・ゴッホの寝室/医師ガシェの肖像

ゴッホはオランダの画家で後期印象派運動の中心人物。西洋美術史において最も有名で影響力のある芸術家の1人と断言します。

わずか10年の創作期間のうちに約2100点以上の作品を制作。そのなかの約860点は油彩作品、また、作品の大半は、37歳で自殺するまで(自殺とは言い切れないけれど)の約2年間に制作されました。

風景画、静物画、ポートレイト、セルフポートレイトを大胆な色使いと、表現主義的な激しいストロークで描くのがゴッホ作品の特徴です。

展覧会の楽しみ方

今回、ホールで上映されるメインタイトルは、『Van Gogh, La nuit étoilée(ファン・ゴッホ、星月夜)』。

展示は、ファン・ゴッホの生涯の時期ごとにテーマで分けられています。滞在していた場所に応じて、パリ期、アルル(Arles)期、サン・レミ・ド・プロヴァンス(Saint-Rémy-de-Provence)期、オーヴェール・シュル・オワーズ(Auvers-sur-Oise)期に分けられていて、来場者は、画家の初期から成熟期まで、彼の人生を一緒に辿ることになるのです。

ゴッホの初期作品の大半は静物画か、貧しい農民の生活を描いたリアリズム。この頃は後期作品で見られるような鮮やかな色使いはほとんど見られません。

オランダのニューネン在住時に描かれた「じゃがいもを食べる人々」、ゴッホの画家としてのキャリアの初期の頃の作品です。陰鬱でなんとも暗い。壁一面に映されると圧倒的な世界観に気が滅入りそうです。

パリに移ったゴッホは、ゴーギャン、トゥールーズ=ロートレック、カミーユ・ピサロらと親交を得ます。この時期、印象派や日本の浮世絵と出合ったこともまた、ゴッホに多大な影響を与えました。

晩年、ゴッホが南仏アルルとその周辺で過ごした時間は、2年に満たないものですが、その間、おびただしいほどの作品を描いています。この時期に描かれた絵には、『ひまわり』や『カラスのいる麦畑』など、代表作として知られるものが多くあり、どれも画面からもはみ出すほどの南仏の太陽の光を感じさせます。

1888年2月、アルルにやってきたゴッホは同年5月30日から5日間、アルルから約50kmほど離れた地中海岸の漁村サント=マリー=ド=ラ=メールに滞在します。ゴッホ初めての地中海、僕はゴッホの描く海の絵がとても好きです。農村やひまわり、人物画などと違って開放的なタッチと穏やかな心情が伝わってくるようで、青のグラデーションに吸い込まれそうです。

アートとテクノロジーが交差する美術館は、まるで常に動き続ける巨大な絵画の中にいるかのような印象を受けます。

ショートプログラムである『Japon rêvé, images du monde flottant(夢に見た日本、浮世絵)』は、そのタイトルの通り、19世紀後半、ヨーロッパが「発見」した日本のイメージをかたちにしたものです。パリで和を全身に感じます、BGMも映像にマッチしていて素敵です。

最後は現代作品『Verse(ヴァース)』、こちらはゴッホとは直接関係はない映像です。
トーマ・ヴァンス(Thomas Vanz)さんによる作品で、テーマは恒星の誕生と死、そして再生。宇宙と無限大の美を扱ったものです。幻想的で良かったです!(雑な感想・・・笑)

ミュージアムショップでお土産を物色

じっくり展覧会を楽しんだら(僕は気付けば2時間以上ゆっくりしていました)、併設のショップへ立ち寄りましょう。

フランスの観光地定番の0€札を発見!!密かにコレクションしているので、一枚購入。実際には使えない0€を2€で買うというこの矛盾(笑)私も集めてる~という方はご一報ください(笑)

文具や食器、ゴッホ関連の書籍など様々なグッズが売られています。ひまわり関連の物が多いかな。

その中でも欲しいな~と思ったのは、このキャンバス地のトートバッグ。予算オーバーなので買わなかったけど、大きいし、厚手でしっかりとしていてGOODです。

ミュージアムを出ると、道を挟んだ向かい側に、もう一つショップがあります。こちらはチケットを持っていなくても、誰でも入って買うことが出来ます。※商品展開はミュージアム併設のショップとは異なります。

そこで見つけた、かわいいトート!さっきキャンバス地を諦めたのに、こちらは7€。お買い得じゃん!そしてカラーバリエーションも豊富。

迷いに迷って、普段選ばないグレーを購入しました。翌日からパリ散策に大活躍しました。


今回の展示では、ゴッホの作品から約500を選び、その絵の変遷と、筆の動きや溢れんばかりの色の洪水を、全身で体感できるものとなっています。

ゴッホって誰だよ?そんなに絵画に興味ないし・・・って方も、きっかけは何でもいいんです!ここで体感して、今回をきっかけに絵画やゴッホに興味を持っていただけたら嬉しいです!泣いて喜びます!生きている間に評価されなかったゴッホも天国で喜ぶでしょう。

『ファン・ゴッホ、星月夜』は、2019年2月22日(金)から12月31日(火)までの上映予定です。今年いっぱい楽しめますので、革新的で教育的な美術館2.0を体験してみましょう。パリへお越しの方は、ぜひ足を運んでみてください。

現在、チケット売場での販売は行っていないということで、チケットはインターネットでのみ購入可能。公式サイトを☑してください。

https://www.atelier-lumieres.com/en/home

画像の多い記事ですが、読んでいただきありがとうございます☆

ATELIER DES LUMIÈRES
住所 : 38 rue Saint Maur 75011 Paris
アクセス :メトロ9番線 Voltaire駅・Saint-Ambroise駅、メトロ3番線 Rue Saint-Maur駅(メトロ3番線)
営業時間 : 毎日 10:00-18:00(金・土曜 22:00まで)
入場料:14.5ユーロ(25歳以下9.5ユーロ、7歳以下の子供は無料)

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