食の都・パリでは、色々な国の料理を楽しむことが出来ます。
和食や中華にイタリアン、アフリカなどの専門料理屋さんもあり、本場の味が気軽に試せるのもいいですよね。
今回は、ショッピングで賑わうマレ地区。ポルトガルのエッグタルトが大人気のComme à Lisbonneをご紹介したいと思います。
パリで焼きたてのエッグタルトを味わう コム・ア・リスボン(Comme à Lisbonne)
マレ地区にある、コム・ア・リスボン(店名を直訳すると、リスボンのように。)
こちらでは、ポルトガル全土で最も食べられているスイーツのエッグタルトを販売しています。
エッグタルトってどんなデザート?
ポルトガルでエッグタルトはパステル・デ・ナタ Pastel de Nata (複数形はパスティス・デ・ナタです)または(パスティス・デ・ベレン)と呼ばれています。
※ちなみに、マカオにもエッグタルトがありますが、ポルトガルのエッグタルトをイギリス人がアレンジし、自分のお店(マカオ)で販売したことがきっかけです。
ポルトガルの首都・リスボンにある世界遺産ジェロニモス修道院で、余った卵黄を利用するために生み出されたレシピ。これを基に、1837年に(前述のパステラリア パステイス デ ベレン(Pastelaria Pasteis de Belemが)創業したのが始まりです。
エッグタルトの説明は以上です。分かりにくくて申し訳ないです。なぜ卵黄が余っていたのかなど、ポルトガルの貿易の説明もしたいのですが、話が逸れるので割愛します(笑)
マレ地区は、パリジャンや観光客の大人気スポット。買い物客でごった返しているため、いつも行列。何年も前を通るたびに食べたいな~と羨望の眼差しで見ていました。
と、たまたま前を通ると、今日は並んでいない!今しかない!ということで、エッグタルトを食べてみることにしました。
エッグタルト実食
お姉さんが手際よく箱詰め。前のお客さんは10個購入してました。僕は1つです。もちろん1つから買えます、2€です。
すぐ食べます!と伝えると、シナモンシュガーは掛けますか?と聞かれます。迷わずOui ウィと返事!念願のエッグタルトを手に入れました。
いつも混んでいて回転がいいのか、予想に反して温かい。まだ焼き立てでした。二重の喜び。柔らかいカスタードクリームが、この小さなタルトの中に詰まっています。
写真ではうまく伝わらないかもしれませんが、このタルトのサクサク感。幾重にも薄い層が重なっています。
いくつでも食べられる、優しい味わい。また次回通ったら食べてしまうこと間違いなし。
今回はマレ地区のお店を紹介しましたが、ラファイエット近くのMogador通りにもう一店舗あります(こちらは少し広い店舗です)
Comme à Lisbonne
住所 :37 rue du roi de sicile, 75004 PARIS
アクセス :メトロ1番線 Saint-Paul ,Hotel de Ville駅 徒歩5分