パリのグルメ

牛肉の美味しさに思わずため息、パリでハンバーガーを食べるならBlend

美食の街と言われるパリ。あなたが一番に思い浮かんだ食べ物は何でしょうか?

ケーキやパン、オシャレなカフェに星付きのレストランと話題も尽きませんが、今回はグルメハンバーガーに注目してみましょう。

何でわざわざパリに行ってまでハンバーガー?と思う方もいらっしゃるはず。確かに日本のハンバーガーは、アメリカやジャンクフードをイメージしてしまいますよね。しかしパリでは数年前にハンバーガーブームが起きたんです。

ということで、僕たちの常識を覆す、とても上品な1品と言わざるを得ないハンバーガーBlendを紹介します。

パリの最高級ハンバーガー・ブレンドBlend

この日は一番乗りでした!

平日のランチタイム(12-16時)はお得なランチメニューがあり、バーガーとフライドポテトに飲み物がついて16€です。バーガーで16€?と思うかもしれませんが、パリは外食が高いので安いほうです!日本の外食(ファストフードや牛丼などが安すぎます)

まずはSignatureを頼もう!

ハンバーガーメニューが幾つかあるので、何にしようかな~と迷いますが、まずはSignature(フランス語読みでシネチャー)を頼みましょう。英語でいうシグネチャーは「特製」「おすすめ」「お店の代名詞」みたいな意味です。うちの自慢の品だから食べてね~って感じです。

まず初めに出てきたのはセットドリンクで選んだコーラ、瓶にストローが刺さってそのまま出てくる、海外あるあるです(笑)缶のプルタブにストローを挟んで提供してくるところもあります。

そしてハンバーガーが来るまではのんびり待ちましょう。実は椅子にもハンバーガー。かわいいです。

ハンバーガーの中身を公開

肝心な具材の中身です。

  • 熟成牛肉
  • 玉ねぎのキャラメリゼ
  • ベーコン
  • にんにくマヨネーズ
  • ブルーチーズ
  • スイスのエメンタールチーズ
  • ほうれん草
  • バルサミコ酢

このハンバーガーの食材に注目です。お肉はフランス1とも言われる熟成肉を得意とするYves-Marie Le Bourdnnec(イヴ=マリ・ル=ブルドネック)が提供する手切りのミンチ。星付きのレストランも使っている高級お肉屋さんです。

丸みのあるふっくらとしたバンズ、少しブリオッシュのような感じです。しっかりとまとめられた具材は偏りがなく、どこから食べても美味しいです。

チーズの主張も控えめなので、ブルーチーズが苦手な方でも大丈夫、飴色の玉ねぎが全体に甘味をもたせグッと味のバランスを引き締めます。そして、バスケットに入った揚げたてのポテト、自家製のケチャップが良く合います。とにかく、何でも自家製にこだわっているお店なんです。

ハンバーガーを実食

焼き具合もgood、写真から溢れ出る完成度の高さ。ミンチは結構細かいです。

僕のオススメは、+1€でサツマイモのフライドポテトです。こちらには、ケチャップではなくにんにくマヨネーズ(アイオリソース)が付きます。数人で行かれる際は、一つサツマイモにして食べ比べてると面白いかも。

パリには沢山のバーガーショップがあります。フードトラックで大行列になったCamion qui Fumeやお客さんの目の前で作られるザ・ハンバーガーのBig Fernand、オーガニックにこだわったBioburgerなどなど。

それぞれにお店のこだわりが詰まっていて、ファストフードでは終わらせないぞという空気を感じます。マクドナルドやバーガーキングもありますが、パリっ子を唸らせるグルメバーガーのお店に足を運んでみてはいかがでしょうか。

今回写真で紹介したのはレアル駅近くのARGOUT 店ですが、お買い物ついでのアクセスが良いのは、マレのセレクトショップmerciの近くのボーマルシェ店です。(Blendは現在パリに5店舗あります。)

Blend BEAUMARCHAIS 店
住所 :1Boulevard des Filles du Calvaire 75003 Paris   Paris
アクセス :メトロ8番線 Saint-Sébastien Froissart駅すぐ
営業時間 : 毎日 12:00-23:00

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