今回はパリを飛び出して、プチトリップ。南仏の街アヴィニョンへ行ってきました。アヴィニヨンはフランスの首都・パリからTGV(フランス国鉄の高速鉄道)で約3時間。
14世紀に建造された城壁に囲まれた街です。
見どころの多い街ですが、注目度の高い世界遺産のサン・ベネゼ橋をご紹介したいと思います。
アヴィニョン、スポット・サン・ベネゼ橋の楽しみ方
下の黄色いマークがTGVの駅で、そのまま黄色い矢印のメインストリートをまっすぐ進むと、街の一番奥(青色マーク)にサン・ベネゼ橋があります。
サン・ベネゼ橋の入り口、こちらも城壁の一部に取り込まれる形になっています。
サン・ベネゼ橋は、アヴィニョンのローヌ川に架かっている石造アーチの橋です。一般にはアヴィニョンの橋として呼ばれ、多くの人に知られています。
道の看板(一番下の白い看板)にも、ポンダヴィニョン、サンベネゼと2つの名称で表記されていました。
橋はアヴィニョンの城壁の外側にあり、1177年から1185年にかけて建設されました。日本はその頃平安時代と鎌倉時代の間くらいでしょうか。場所が違うとはいえ、規模が大きい!
チケットを購入し橋に進む前に、説明のパネルや模型があります。ミニチュアはとてもワクワクします。
では、橋に進んでみましょう!
橋の幅は4m。22連のアーチ橋で長さは920m、ローヌ川対岸のヴィルヌーヴ=レ=サヴィニョンまで架かっていました。
建設当時は22のアーチがありましたが、1226年の十字軍の攻撃にのり、4分の3が破壊されてしまいました。現在は4つのアーチのみ残っています。
何度も再建を試みた様ですが、ローヌ川の洪水やペストの流行などがあり再建されずに今に至ります。
夕暮れ時、ローヌ川に橋の影ができていました。
有名な「アヴィニョンの橋の上で」という歌を、実際に橋の上で聞いてみましたありますが、歌詞の通りに子供たちが踊るにはちょっと狭いかなと思いました(笑)
橋の途中には教会があります。
橋の出っ張りで写真撮影、太陽が眩しい。
自分が橋の上にいると、全貌が分からないので、入り口に戻って城壁の外にでます。
道の間には、南仏の代名詞と言えるラベンダーがたくさん。シーズンではないので、紫色に咲いていません。でも、風が吹くたびにラベンダーの爽やかな香りがふわっとして、心地よい瞬間です。
なぜか南仏の皆さんは、道で待っていると止まってくれて、めちゃくちゃ優しい!交通量が多いので、気をつけて横断しましょう。
全景が見えました!これが向こう岸まで繋がっていたと思うと、すごい。さっきまで自分が立っていた場所を遠くから見るのは面白いですね。
アヴィニョンの町歩き、目印がサン・ベネゼ橋なのもかわいい。地元に愛されているなぁと感じました。
お土産屋さんで長いポストカードを買って日本に送りました。お部屋に飾ったりしてもいいですね〜。
ということで、今回はアヴィニョンの世界遺産、サン・ベネゼ橋をご紹介しました。
南仏の小さな村シリーズも随時公開予定です、お楽しみに。