パリのグルメ

パリ・ベルヴィルのコーヒーショップ Le50 ル・サンカント

みなさん、Bonjour!!ともはるです。

いきなりですが、コーヒーはお好きですか?僕はコーヒーが無いと生きていけない!というくらいコーヒーが大好きです。パリにあるたくさんのコーヒーショップ。それぞれ味や雰囲気も全く違います。

移り変わりの激しい街。流行っていたと思っていたお店が潰れていたり、次の年には全く別のレストランに変わっていたり。今回訪れたカフェも、前回行ったとき、同じ場所で全く違うカフェが営業していました。やはり気に入ったお店は長く続いて欲しい、何度でも訪れたい!そんな思いで、今日はベルヴィルにオープンしたLe50(ル・サンカント)をご紹介したいと思います。

パリ・ベルヴィルのコーヒーショップ・Le50

パリ東部の11区にあるベルヴィル。メトロを降りて坂道を上りながら、気付けば自分がパリにいるということを忘れてしまうようなお店がずらり。

移民の街として発展してきたこの地区は、パリの中華街として知られ、アジアの食材店や飲食店が軒を連ねています。店頭に吊るされている北京ダックや、飲茶などにそそられながら、食べたくなる欲求を抑えて坂道を上ること5分。

こじんまりとした外観のLe50に到着。向かい側から写真を撮っていたら、地元のムッシュに、そんな写真を撮っても綺麗じゃないよ!と言われてしまいました(笑)

Le50は、Belleville-Brûlerieによって作られた二店舗目のカフェバーです同じベルヴィルの地区にあるFontaine de Bellevilleというカフェが一店舗目です。

今ではパリでとても有名となった焙煎ブランドBellevilleBrûlerieParis。最高の品質を追い求めホンジュラス、グアテマラ、コスタリカ、ケニア、ルワンダなどへ実際に出向きコーヒー豆を仕入れたり、生産者さんとの密な関わりや焙煎に至るプロセスまでをとても大切にしている焙煎所です。コーヒー好きな方は、是非一度ホームページも見てみてください。

前置きはこれくらいにして、お店に入ってみましょう。青いテーブルが置かれ、外から見るよりも広いです。(地下がトイレです)

ご近所の常連さんたちは、入口のカウンターで立ち飲みをしていました。僕が訪れたのは日曜日。朝食を楽しむ家族や、お出かけ前にコーヒーを飲む人たち。

入口横には新聞や、コーヒー豆の販売もあります。

パリにしては良心的なお値段です。安心してコーヒーを飲むことが出来ます。あまりに高いお店が多すぎる!

右ページに焼き菓子や、Oeuf a la coque (半熟卵にパンをつけて食べるフランスの家庭料理・軽食)なども載っています。ちょうど座った席からパンをサラマンダー(オーブントースターの上火だけの機械)でこんがり焼いている調理風景も見えました。しっかり作られているのを見ると好感がもてますね。

フードのメニューも、ハムを使ったサンドや、ベジタリアン向けのサンドも用意されています。

カウンターにはサンドイッチ。

焼き菓子も。

初めてだったので、カフェクレームとサブレスペシャルをオーダー。

なめらかなミルクに合うコーヒー豆、さすが、焙煎所が満を持してオープンしたカフェです。カップもかわいい。

サブレスペシャルには、チョコとプラリネが入っているとのこと。せっかくなのでスペシャルにしました。初めてだけど、どこか懐かしい味がするサブレでした。これらは毎朝、BellevilleBrûlerieのキッチン(スタッフさんたちの愛称で”Chez Lally”と呼ばれている)で準備され手作りされています。

お姉さんが一人でお店を回していました。忙しそうでしたが、テキパキと仕事をしていました。(よく働くフランス人を見ると感動してしまうのは悪い癖ですね)写真とっていいよ~と快く許可も頂き、ありがとうございます。

今回は今年2月にオープンしたLe 50をご紹介しました。サンパで寛げるベルヴィルのオアシス。カフェからすぐ近くのベルヴィル公園もパリが一望出来るお勧めのスポットです。是非一度足を運んでみてはいかがでしょうか。水~金は朝8時から営業していますよ。

 

Le 50 – Belleville Brûlerie
住所 :50 Rue de Belleville, 75020 Paris
アクセス :メトロ2・11番線 Belleville駅 徒歩5分